高橋製麺の紹介

細めんへのこだわり

 

 

 

麺匠四代目 高橋 優(高橋 正)

昭和26年8月9日長男として生まれる。幼少の頃より延し棒の音を子守歌として育ち学業のかたわら家業を手伝い手延べそうめんの基礎をたたき込まれる。学校卒業と同時に父 優に従事しそうめん作りの修行をする。より細く長くを基本に高級麺としての位置づけを目標に研究をたえまない。

略 歴

明治34年

創業開始

初代久米蔵が本家よりのれん分けして高橋製麺所を設立

大正10年 二代目 長市に伝える。戦争へ出兵し、その間女手で家業を守る。
昭和31年

三代目 優に継承する。

同志五名で現在の島原手延素麺(協)を設立し、同理事を40年間務める。

その間数多くの師弟を育て組合員も40軒を超える大所帯となる。

昭和40年 島原の生産者のほとんどは千厘からの委託により、生産(島原)と販売(三輪)の分業関係が始まった。しかし、三代目 優は数多くの問屋かた高い技術の評価を受けていた為、島原手延素麺のブランドを作り続けた。
昭和54年 現在地に工場を移転する。
昭和58年 工場を増設する。
平成5年 伊勢丹を主に全国有名デパートのギフト商品ブランドを取得。
平成12年 四代目 正が麺匠 高橋 優を継ぐ。
 

昭和26年8月9日長男として生まれる。幼少のころより延べ棒の音を子守歌として、育ち学業のかたわら、家業を手伝い手延素麺の基礎をたたき込まれる。学校卒業と同時に父 優に従事し素麺造りの修行をする。

より細く長くを基本に高橋麺としての位置づけを目標に研究をたゆまない。

気温に拘る

 

高橋製麺では"細さ"にこだわり、100年を超えて作り続けてきました。

手延べそうめんの製造は約36時間もの時間がかかります。極細そうめんなどのさらに細いものを作ると40時間を超えます。
手延べそうめんの製造は朝の日の出前から小麦粉を捏ね始めます。気温が上がりすぎると、良いそうめんができないためです。

この長い製造時間と過酷な労働、そして手延べそうめん
自体の需要の低下から手延べそうめんの職人自体が少なくなっています。この自体に非常に危機感を覚えています。
少しでも手延べそうめんの魅力を知っていただけたらと思います。

温度と湿度の調整

手延べそうめんは、主に小麦粉と塩水でつくる非常にシンプルな食べ物であり、風通しの良いところで保存すると何年も保存することができます。それ故に、誤魔化しの効かない食品であると思います。温度と湿度に影響されるため、毎日毎日の変化のなかで、真摯に麺に向き合っています。

変化

伝統を守る

伝統を守る事、伝統を発展させる事

 
一つ一つの工程を丁寧に熟成を重ね、ツルツルでコシの強いそうめんを作り上げていきます。さらに高橋製麺では"細さにこだわる"というそうめ
ん一筋で100年を超えて作り続けてきました。その伝統を守り、さらに発展させていきたいと考えています。ためです。

高橋製麺では独自の商品を作り続けています。

是非一度ご賞味下さい。

極細そうめん細く、さらに細く、針の穴をも通す麺を作り上げた
"極細そうめん"
曲麺飾りそうめんというそうめんの細工を施した
"曲麺"
黒ごまの芳醇な香りと手延べそうめんの融合
"黒ごまそうめん"